「ダイナミック広告」とは?そのメリットと導入の難しさについて解説します!

2020年4月2日

「ダイナミック広告」という言葉はご存じでしょうか。 ダイナミック広告はFacebookやInstagramなどのSNSだけでなく、GoogleやYahooなど数多い媒体で配信されており、その規模はどんどん伸び続けています。 現在、広告戦略の中心的な存在として位置づけられており、Webマーケティングをしていくならぜひ活用していきたい仕組みです。 まずは、どういったものか理解をしておきましょう。

ダイナミック広告とは

「ダイナミック広告」とは?そのメリットと導入の難しさについて解説します!

ダイナミック広告とは?

ダイナミック広告とは、ユーザーのサイト閲覧状況や行動履歴をもとにそのユーザーに最適な広告クリエイティブを自動的に生成し配信する広告手法です。

ダイナミック(動的)とは、その時その時で最適なものに変化するという意味があります。

 

ダイナミック広告の特徴

ダイナミック広告は静的な広告と比較して次のような特徴があります。

 

  • 特徴①:ユーザーごとに表示する広告の情報を変えられる
  • 特徴②:ユーザーのニーズとのマッチ度の高い広告を表示できる
  • 特徴③:1つの広告枠に複数個の商品の情報を表示できる

 

上記のうち②が最も大きな特徴です。なぜなら、ユーザーに合わせてマッチ度の高い広告を自動的に選択して表示させることができるからです。

ユーザーのニーズを把握し、役に立つ情報を提供することは広告にとって重要なことです。ダイナミック広告はユーザーの行動履歴に基づいて表示させることができるため広告への反応率を高めることができます。

 

ダイナミック広告の仕組み

Googleの動的な検索広告の仕組みは次の図のようになります。

 

 

ユーザーが検索したクエリをもとに機械学習し、反応率が高いと考えられる広告を自動的に生成し配信します。

 

機械学習がもたらすメリット

機械学習がもたらすメリットは、ユーザーの検索意図を推測し、潜在的な見込み客にリーチできることです。

動的な検索広告の場合、機械学習によりユーザーの検索意図を推測し、入力したクエリを含まないがマッチ度は高いという広告をも表示させることができます。

通常の検索広告で網羅できないユーザーへリーチを拡大することができる点が一番大きなメリットです。

 

Google社は「サイト流入の86%は全く新しいリーチ可能なユーザー層である」と述べました。

人間技では対応できないようなキーワードも機械学習機能が学習し、最適化したクリエイティブを配信してくれるため、想定していなかったユーザー層の発掘にも貢献できます。

 

魅力的なダイナミック広告ではあるものの、導入にあたっては高いハードルもあります。次の章では、高いハードルの原因である「データフィード」について解説します。

 

ダイナミック広告のハードルを高くする「データフィード」とは?

ダイナミック広告に必須不可欠なものが「データフィード」です。データフィードとは、自動的に生成されるクリエイティブの素材であり、商品のすべての情報をもつCSVデータです。

価格、画像、遷移先、GTIM、カテゴリ分離などの商品のデータを広告配信先のフォーマットに変換する必要があります。

 

「フォーマット変換」がハードルの高さの理由

商品数が膨大な場合、このフォーマット変換が地味で相当大変な作業になります。

ただし逆に考えてみると、商品数が多いほどダイナミック広告が向いていると考えられます。形式を事前に決める必要がある通常広告を利用する場合、設定などを含めると、通常広告の方がより工数がかかるからです。

ダイナミック広告が話題になってから、データフィード自体を自動的に作成してくれる企業も数多くありますので、以前よりも導入のハードルは下がったと言えます。

 

ダイナミック広告を活用する際に気を付けておくべきポイント

ダイナミック広告で成果を出すためには、「適切なタグ設置」と「フィード情報更新」を綿密に行う必要があります。

 

適切なタグ設置

ユーザーの行動データを収集するため、すべてのページにタグを設定しなければなりません。

フィード情報の更新

登録したフィード情報と実際の情報が異なってしまうと、在庫切れなのに広告が表示されてしまい、広告費をロスしてしまったりやユーザーからの信頼を落とす状態に繋がる可能性もあります。

ユーザーに正確な情報を提供する必要があるためにはフィード情報は商品情報が変わるたび細かな更新を行いましょう。

 

まとめ

今回はダイナミック広告についてご紹介しました。

ダイナミック広告はデータフィードさえあれば新しいユーザー層へアプローチでき、最適化されたクリエイティブを自動生成できるというメリットを持っています。

また、データフィードはCSVデータであるため、媒体が異なっても拡張が容易であることもメリットの1つです。

データフィードの作成やタグ設置など手間がかかりそうですが、非常に大きなメリットがあるため導入を検討してみる価値はありそうです。

 

 

記事執筆:宋 尚潤

記事編集:田邊 龍司、中條 優

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