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CMSとは?導入するメリット・デメリットや代表的なCMSツールをご紹介!

投稿日:2023年3月16日 /

更新日:2023年6月17日

CMSとは?導入するメリット・デメリットや代表的なCMSツールをご紹介!
● CMS● SEO対策● コンテンツ制作● サイト改善● マーケティング

「Webサイトを手軽に作りたい」「もっと簡単にコンテンツを更新したい」こうしたニーズにマッチしているのが、簡単にWebサイトを制作・更新できるツール「CMS」。本記事では、CMSとはどのようなツールなのか解説したうえで、導入するメリット・デメリットや、代表的なツールを紹介します。CMS導入を検討している方はぜひご参考ください。

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目次

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CMSとは?

CMSイメージ

CMSとは「Contents Management System」の略称で、Webに関する専門的なスキルがなくても、Webサイト制作やWebページ更新ができるシステムです。

通常、Webサイトの制作・更新には、HTMLやCSSなどの言語を扱うスキルが必要となります。しかしWebサイトをCMSで構築すると、専門的なスキルがなくても簡単に更新作業ができるようになるのです。

具体的には、以下のような要素を含んだWebページを制作できます。

  • 文字のサイズやフォントなどの変更
  • 見出し(大見出し・中見出し・小見出し)
  • 画像や動画の挿入
  • リンクの挿入
  • 表やリストの挿入
  • 引用文の挿入

さらにプラグイン(拡張機能)を入れると、お問い合わせフォーム作成やサイトマップ作成などができたり、各ページのSEO評価をしてくれたりして便利です。

コンテンツマーケティングに取り組んでいる企業は、定期的に記事コンテンツを更新してユーザーに情報発信をしなければなりません。CMSなら簡単に記事コンテンツ(Webページ)を制作できるため、特別なスキルがなくても定期的な情報発信を継続できるのです。

CMSの種類

CMSと一口に言っても、種類はさまざまです。大きく分けて以下の3つに分類されるため、Webサイトの規模や目的に応じて最適なものを選びましょう。

種類1:オープンソース型CMS

オープンソース型CMSとは、ソースコードがインターネット上に公開されているCMSです。

ソースコードとは、コンピューターに指示をプログラミング言語で記述した文字列を指します。ライセンスを取得しなくても、自社でサーバーを準備してソースコードをインストールするだけで利用できるため、比較的安価に導入できます。

世界的に多く利用されているWordpress(ワードプレス)も、オープンソース型CMSに該当します。シェアが高いため、テンプレートやプラグインも豊富です。

【メリット】

  • 安価で導入できる
  • テンプレートやプラグインが充実している
  • インターネットで調べると活用方法や操作方法などの情報を知ることができる
  • 定期的に更新するWebサイトに向いている

【デメリット】

  • サーバーを用意する必要がある
  • 自社でアップデートを行わなければならない
  • 数万ページにもおよぶ大規模サイトの制作には適していない
  • 脆弱性が問題となる場合もある

種類2:商用パッケージ型CMS

より大規模なWebサイトを構築する場合には、商用パッケージ型CMSが向いています。

システムのベンダー(開発・提供会社)が作っているCMSで、ライセンスを購入することで利用できるようになります。

商用利用が前提となっているため機能が豊富で、数万・数十万などの大規模なWebサイトも構築できます。また、セキュリティ面やサポート面も充実しており、オープンソース型CMSよりも安心して利用できるでしょう。

【メリット】

  • 機能が充実している
  • サポートが手厚い
  • 大規模サイトも構築できる

【デメリット】

  • ライセンス料がかかる
  • 高額な初期費用がかかる場合もある

種類3:フルスクラッチ型CMS

自社独自にフルオーダーメイドで開発したものが、フルスクラッチ型CMSです。一般的には、システムベンダーに依頼してゼロから設計・開発をしてもらいますが、社内にエンジニアがいる場合はインハウス(内製化)する場合もあります。

フルスクラッチ型CMSは、社内の基幹システムと連携したり、自社にとって必要なオリジナルの機能を追加したりできるため、自社に合わせた運用が可能です。

ただし、ゼロから作るため時間がかかる点と、外注すると膨大なコストがかかる点には注意が必要です。

【メリット】

  • 自社独自の要素や機能を入れられる
  • 基幹システムなどと連携できる
  • 自社の業務プロセスに合わせて開発できる

【デメリット】

  • 完成までに時間がかかる
  • 外注すると膨大なコストがかかる
  • リプレイスしにくい

CMSを導入するメリット・デメリットは?

CMSイメージ

CMSは、Webサイト制作に役立つシステムです。CMSを利用するとさまざまなメリットがありますが、注意が必要なデメリットとなるポイントもあります。

メリット・デメリットどちらも理解したうえで、CMS導入を検討しましょう。

 

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メリット1:Webサイト制作の専門知識がなくても運用・更新ができる

Webサイトを作るためには、プログラミングやWebデザイン、コーディングなどの知識が求められます。

しかしCMSを使うと直感的な操作でWebサイトを制作できるため、特別な知識やスキルがなくても簡単にWebサイトを制作できます。

新しいWebページを更新するのも簡単なので、運用面でも手軽です。オウンドメディアやブログなど、定期的に記事を更新しなければならないWebサイトの場合、運用面での手軽さはメリットとなるでしょう。

また、Webサイトの内容を修正する際にも、CMSは簡単に行えます。HTMLで制作したWebサイトを修正する場合、該当ページをダウンロードして修正を加えた後に、再度サーバーへアップロードする必要があります。しかしCMSを使うと、該当箇所の文章を変えたり画像を消したりするだけなので手軽です。

メリット2:運用にかかるコストを削減できる

Webサイトの制作や記事コンテンツの更新などができる人材が社内にいないと、社外の専門会社に外注しなければなりません。質の高い成果物を求めると、必然的に外注費も高額になります。

一方、CMSで制作したWebサイトは、専門的な知識がない人でも簡単に運用できます。もちろん専門知識があればさらに高度な活用が可能ですが、ブログを書いた経験があればWebページ制作も問題ありません。

そのため、Web制作会社に更新を外注しなくても内製化でき、膨大な外注費がかかりません。人件費などのコストはかかるため、外注費と比較して費用対効果を検証しましょう。

メリット3:サイト改善スピードが上がる

WebサイトのSEO効果を高めるためには、定期的にサイトのパフォーマンスを効果測定し、細かな修正や追加などを加えてブラッシュアップしていくことが重要です。

しかし、Webサイト運営を外注していると、細かな修正を加えたくても対応スピードが遅くなる場合があります。メールや電話で修正内容を指示するため、指示がうまく伝わらず、希望通りに修正してもらえないこともあるでしょう。

また、サイト運営を内製化している場合でも、特定のエンジニアしかサイト修正の作業ができないと、他の業務が忙しくて後回しにされてしまう場合もあります。

そこで、CMSを導入することで、簡単な修正や追加であれば誰でもできるようになるため、Webサイトの改善スピードが向上するのです。ユーザーのニーズにマッチしたWebサイトを、よりスピーディに提供できるため、顧客満足度向上も期待できるでしょう。

デメリット1:リニューアル作業が必要になる

CMS導入はメリットがたくさんありますが、デメリットもあります。

そのひとつが、リニューアル作業が必要になる点です。

すでにHTMLやCSSなどで制作したWebサイトがある場合、CMSを導入するのであればWebサイト自体を移行してリニューアルする必要があります。 既存サイトの規模にもよりますが、コンテンツやファイルなどのデータを移行するためには、多大な時間と労力がかかるでしょう。

ただし、CMSによっては既存サイトに組み込めるものもあります。リニューアルするか、既存サイトを引き続き活用していくか、充分に検討しましょう。

デメリット2:使いこなすまでに時間がかかる

CMSは簡単に利用できるとは言っても、やはり使いこなせるようになるまでには一定の時間がかかります。 記事コンテンツの制作であればブログ経験者なら簡単にできますが、少し凝ったWebページを制作するためにはそれなりに操作方法を覚えていなければ難しいでしょう。

また、CMSによっては公開するための設定箇所が多いものもあり、それぞれの項目を適切に設定しなければSEO効果が激減してしまう場合もあります。

対策としては、操作方法や設定方法などを充分に理解できるよう、社内でマニュアルを作ったり勉強会を開いたりすることが有効です。また、サポート体制が整っているCMSもあるので、わからない場合はサポートを活用しましょう。

デメリット3:CMSにより使える機能が違う

CMSによって機能が違う点にも注意が必要です。

コンテンツ制作やユーザーごとの権限設定などの基本的な機能は、ほとんどのCMSに搭載されています。しかし、アクセス解析や問い合わせフォーム作成、SNS連携などは搭載されていないCMSもあります。

どのような機能が搭載されているのか事前にチェックしてから導入を検討しましょう。

ただし、プラグインを入れると機能を追加できます。もともと機能が少ないCMSでも、プラグインを使って機能を充実させることが可能です。

代表的なCMSツール3選!

CMSはさまざまな種類がありますが、ここでは代表的な3製品を紹介します。

 

なお、より多くのCMSツールの比較は、こちらの記事をご参照ください。

ツール1:Wordpress

Wordpressロゴ

「Wordpress(ワードプレス)」は、世界的にトップクラスのシェアを誇るCMSです。コーポレートサイトやオウンドメディアなどのビジネス向けサイトだけでなく、個人ブログでも利用されています。

ユーザーが多いためテーマやプラグインも豊富で、オリジナリティのあるWebサイトにできるのも魅力です。

ツール2:WiX

WiXロゴ

「WiX」は、ビジネス用のWebサイトや個人ブログ、さらにネットショップまで、幅広い用途で使われています。

800種類以上のテンプレートがあり、直感的な操作で編集も可能。カスタマーサポートは24時間対応なので安心です。

ツール3:note

noteロゴ

「note」は、テキストメインの記事制作に特化したCMSです。オウンドメディアや企業ブログの代わりとして利用する企業が増えています。

コーポレートサイトのようなWebサイト制作は難しいですが、文章で情報発信したい場合に非常に有効です。

まとめ

企業がWebマーケティングを行ううえで、Webサイトは欠かせません。定期的に記事コンテンツを更新して情報発信をし、細やかにブラッシュアップしていくためには、手軽にサイトの制作・更新ができる「CMS」が有用です。

WordPressなどのCMSは直感的に操作できるため、サイト運営を外注しなくても内製化できます。ただし、機能面やサポート体制などは充分に確認してから検討しましょう。

当メディア「kyozon」では、Webマーケティングを促進するツールやサービスを多数掲載しています。資料のダウンロードも可能なので、ぜひお役立てください。

 

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