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アナリティクスの平均セッション時間と平均ページ滞在時間とは?

2022年11月4日
アナリティクスの平均セッション時間と平均ページ滞在時間とは?

アクセス解析を始めると必ず出てくる「滞在時間」という言葉ですが、具体的にどのような指標かしっかりと理解されていますでしょうか?文字から何となくの意味は読み取れてしまう為、正確に理解をしないうえでアクセス解析をしてしまっている方も多いのではないでしょうか?ところが滞在時間がどのような条件で計測されているのかを理解しないでアクセス解析をしてしまうと、まるで検討違いの施策を行ってしまう可能性もあります。

目次

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今回はgoogleアナリティクスにおける滞在時間について解説していきますので、しっかりと理解を深めてサイトの改善に活かしてください。

アナリティクスの滞在時間は2種類

アナリティクスの滞在時間は2種類

はじめに、googleアナリティクスには「滞在時間」に当たる指標が二つあります。

  • 平均セッション時間
  • 平均ページ滞在時間

ざっくりと解説すると、

  • 平均セッション時間:サイトにどのくらいの時間いたのか
  • 平均ページ滞在時間:特定のページにどのくらいの時間いたのか

となります。

このように、どちらもユーザーがどのくらいサイトにいたかを図る指標ですが、それぞれでの指標で明確な違いがあります。

平均セッション時間とは

セッション時間は、ユーザーがサイトを1回訪問した際の滞在時間です。

その為、特定のページにどのくらいの時間いたかを表すものではなく、サイトに訪れてからいくつかのページ遷移を繰り返し離脱するまでの一連の時間の表します。平均セッション時間はあくまで平均になりますので、総セッション時間(秒)÷総セッション数で求められます。

平均セッション時間の計測方法は、

  • 閲覧したページの開始時間
  • 次に閲覧したページの開始時間

との時間差で計測されています。その為、最後に見ていたページは次に見たページの開始時間が存在しない為、計測に含まれていません。

例1

閲覧ページ閲覧開始時間離脱時間
ページA09:0009:05
ページB09:0509:06
ページC09:0609:09
ページD09:0909:12

上記セッションの例では、ユーザーは9時にサイトに流入し、9時12分に離脱していますので、本来セッション時間は12分になります。

しかし、googleアナリティクスは最後に閲覧したページは計測に含まれない為、最後の閲覧開始時間である9時9分までがセッション時間として扱われ、セッション時間は9分と計測されます。

もう1つの注意点が直帰の場合です。

例2

閲覧ページ閲覧開始時間離脱時間
ページA10:0010:15

上記の場合、ユーザーは本来15分もの時間サイトに滞在していますが、直帰によって次の閲覧開始情報がない為、便宜上滞在時間は0分として扱われます。

例1と例2を合計するとセッションは2回、滞在時間は総合で9分となりますので、「540(秒)÷2=4.5(分)」となる平均セッション時間は4分30秒となります。

平均ページ滞在時間とは

平均滞在時間は、特定のページにいた時間の平均です。

公式には特定のページまたは一連のページに滞在した平均時間と書かれておりますが、基本的には特定のページと理解して問題ありません。総滞在時間÷PV数で求められます。

計測方法はセッション時間と同様に、ページの閲覧開始時間と次に見たページの閲覧開始時間の差で計測されます。

その為、1ページしか閲覧していない直帰に関しては、PVはあっても滞在時間は0分となります。

閲覧ページ閲覧開始時間離脱時間滞在時間
ページA09:0009:055分
ページB09:0509:061分
ページC09:0609:093分
ページD09:0909:120分

上記の例では、ページAの滞在時間は5分、ページBは1分、ページCは3分となります。

ページDに関しては、本来3分の滞在時間がありますが、アナリティクスの場合ページDの滞在時間は0分としてカウントされます。上記の例では4PVになりますので平均滞在時間は「(300+60+180+0)÷4=135」で2.25分になります。

滞在時間の目安

サイト運用をしていく中で、平均セッション時間と平均ページ滞在時間の目安が気になるかとも多いかと思います。

結論から申し上げますと、決まった目安というものはありません。理由として「サイトの種類によって滞在時間は大きく変わってくるため」です。

例えば動画配信ページの場合滞在時間は1時間近くになることもありますし、辞書サイトの場合は数十秒という場合もあります。また、先に説明した通り直帰ページに関しては0分として計測される為、その1ページでユーザーのニーズを満たすようなページはいくら読み込まれても0分となってしまい平均時間を下げてしまいます。反対に、UIが悪いサイトの場合、ユーザーがサイト内の導線が分からずに迷ってしまい、無意味に滞在時間が長くなっているケースも考えられます。

このように、平均時間がどのくらいだから「良い」「悪い」と判断することはアクセス解析においてあまり意味を成しません

重要なのは、何かしらの施策を行った後と前でどのくらいの差が出るのかを見ることです。

どのページにどのような施策をすると滞在時間が長くなった、もしくは短くなったという事実を把握することで、そのサイトに必要な施策が何なのかを見つけていくことが重要となります。

平均セッション時間の確認方法

平均セッション時間の確認方法

平均セッション時間の確認方法はいくつかあります。

ユーザーレポートから確認する方法

「ユーザー」⇒「概要」からサイト全体の平均セッション時間を確認できます。

「ユーザー」⇒「ユーザー属性」⇒「性別」では、男性と女性でそれぞれの平均セッション時間を確認することが可能です。

集客レポートから確認する方法

広告や自然検索など、流入したチャネル別に確認したい場合は、「集客」⇒「チャネル」で流入経路別で平均セッション時間を確認できます。

行動レポートから確認する方法

特定のページからの平均セッション時間を確認した場合は、「行動」⇒「ライティングページ」で、流入したページ別に平均セッション時間を確認できます。

平均ページ滞在時間の確認方法

平均ページ滞在時間の確認方法

平均ページ滞在時間は「行動」⇒「概要」からサイト全体での平均滞在時間を確認できます。

また、「行動」⇒「サイトコンテンツ」⇒「すべてページ」からはページごとに平均滞在時間を確認することも可能です。

まとめ

平均セッション時間と平均ページ滞在時間

今回は平均セッション時間と平均ページ滞在時間について解説しました。

ポイントを改めてまとめると

  • サイト全体の滞在時間を知りたい場合は平均セッション時間を確認
  • 特定のページの滞在時間を知りたい場合は平均ページ滞在時間を確認
  • 直帰は滞在時間が0になる
  • 長いから良い短いから悪いではない
  • 目安ではなく施策前後での変化を確認

となります。

滞在時間に関しては、わずかな施策だけでも数値に変化が出やすい項目でもあり、UI/UXの改善だけでなく関節的にはSEOにも影響があるポイントでもあります。正しく意味理解したうえで、適切な施策を行っていきましょう。

投稿者プロフィール

山田 拓海
山田 拓海
学生の頃、フリーランスWebライターとして独立。その後、Webメディアの運営やM&Aによる売却を行う。現在、Webディレクターやマーケターとしても活動中。

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