meta description(メタディスクリプション)とは?
descriptionは直訳すると「説明」を意味しており、meta descriptionはそのページの概要を説明するためのmetaタグです。
検索結果のページタイトルの下に表示されているテキストがdescriptionです。
PCの検索結果では約100文字、モバイルの検索結果では約50文字前後のテキストが表示されています。
meta descriptionを設定するメリット
Descriptionを適切に設定して得ることが出来る最大のメリットはCTR(クリック率)の向上です。
検索結果にはページタイトルやURLなどが表示されますが、それだけでは十分にページの内容を伝えることが出来ないことも多く、ユーザーは求めている情報が本当にそのページで得ることができるかの判断ができません。
そこでページの概要を端的に書いたDescriptionが設定することで、そのページにどのようなことが書かれているのか、そのページを見ればどのようなことが得られるのかがユーザーに伝わりやすくなります。
また、検索したキーワードがdescriptionに含まれている場合、太文字で表示される為、ユーザーの目に留まりやすくなります。
最近は特に検索結果画面の情報量が増えている為、少しでもユーザーの目を止めることが出来ればその分CTRの向上が狙えます。
meta descriptionの書き方ポイント
ここからはmeta descriptionの書き方のポイントを解説します。
ポイント1:文字数は100文字程度
先述のとおりDescriptionはPCで100文字、モバイルで50文字程度が表示されます。
その為、設定するdescriptionは最大でも100文字程度に抑え、特に重要な内容は先に書くようにして、モバイルで表示された際に重要な内容が切れてしまわないようにするといいでしょう。可能な限り重要な内容は50文字程度で書くようにして、以降は補足情報を書くようにするといいでしょう。
ポイント2:キーワードを含める
検索キーワードとマッチするキーワードがdescriptionに含まれる場合、キーワード部分が太文字で表示され、ユーザーの目に留まりやすくなります。
その為、キーワードを含めて設定することが理想ですが、過剰にキーワードを含めたdescriptionを設定することは避けましょう。
ポイント3:端的でわかりやすい内容にする
descriptionはそのページ内容を端的にユーザーに伝えるものですが、検索結果においてユーザーにアピールできる数少ない要素でもあります。
目立たせたいだけのキーワードの詰め込みなど、ユーザーにとって価値のない内容は避け、タイトルと合わせて、ユーザーが思わずクリックしたくなるような内容にしましょう。
ポイント4:各ページで固有のdescriptionを設定する
Descriptionの設定においてよくあるミスが、サイト全体を通して同じ内容を設定しているケースです。
共通のdescriptionを設定してしまうと、関係のない内容が検索結果に表示されてしまい、ユーザーの興味をなくしてしまう可能性があります。
Descriptionはあくまでそのページについての内容を書くものであり、サイトのテーマを書くものではありません。
必ず、それぞれのページで固有のdescriptionを設定しましょう。
meta descriptionはSEOにどのくらい効果があるのか
ここまで、descriptionの重要性について紹介してきましたが、実はdescriptionはランキング要素として使用されておらず、SEOに直接的な影響はありません。
しかし、クリック率には確実に影響を及ぼす要素であるため、自然検索からの流入を増やすという点において重要であることには変わりありません。
ランキング要素として使用されていないから不要ととらえるのではなく、ユーザーにとってプラスになるかどうかで考えるようにしましょう。
また、ランキング要素として使用されていないという点で見れば、変更を加えやすいとも言えます。
Titleタグは、少しの変更でランキングに影響しやすい要素ですので、変更は慎重になる方も多いです。
しかしdescriptionはその点直接ランキングに影響を及ぼす可能性は低い為、CTRが改善するまで検証を繰り返しやすいといえるでしょう。
meta descriptionの設定方法
meta descriptionは下記の形式で<head>タグ内に記載します。
<meta name="description" content="ここに内容を記載" />
<body>タグなどに記載されている場合は認識されない為注意しましょう。
WordPressの場合
投稿の場合、表示オプションから「抜粋」にチェックを入れることで、descriptionの設定が可能です。
画面下部にテキストボックスが表示される為、ここにdescriptionの入力します。
固定ページや、カスタム投稿などではデフォルトでは抜粋は使えない為、function.phpを編集する必要があります。
function.phpは少しのミスでサイトが機能しなくなってしまう為、不慣れな場合はプラグインを使用すると簡単です。
よく使用されるプラグイン
どちらのプラグインもSEOに関する機能が多く含まれているのでdescription以外での目的で導入してもいいでしょう。
正し、両方導入する場合は機能がバッティングしないように気を付けてください。
meta descriptionのよくある質問
では最後にmeta descriptionに関するよくある質問をご紹介します。
設定したdescriptionが反映されない
Meta Descriptionは必ず使用されるものではありません。
多くの場合でmeta descriptionで設定した内容が検索結果に反映されますが、内容が不適切であったり、寄り適切な内容であるとgoogleが判断した場合自動的に書き換えられることがあります。
また、descriptionがそもそも設定されていない場合も、googleが自動的にページ内から適切と判断した部分を表示します。
しかし、ほとんどの場合でmeta descriptionで設定した内容が反映されますので、意図しないdescriptionが表示されないようにmeta descriptionを設定しておくことを推奨します。
meta descriptionは不要?
前述のとおり、descriptionは設定していなくてもgoogleが自動的にページ内から適切と判断した部分を表示しますので、必ず設定しないと“ダメ”なものではありません。
ただし、意図しない内容が表示されることもありますし、クリック率に関わる部分なので個別に設定することを推奨します。
meta keywordsも不要?
Title、descriptionと並んで登場することの多いmeta keywordsですが、現在googleはサポートしていない為googleにおけるSEOには全く効果はありません。
まとめ
今回は、meta descriptionについて解説しました。
meta descriptionはSEOにおいて非常に重要です。クリック率を向上させるためにも適切なmeta descriptionを考えましょう。
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