今回はインサイドセールスでアポ取り成約率をUPさせるコツやツールをご紹介します。
インサイドセールスを導入しアポ取りをするメリット
現在、コロナウイルスの影響により多くの企業がインサイドセールスを導入しています。
ここまで拡大したインサイドセールスですが、導入しアポ取りをするメリットについてご存知でしょうか。ここではアポ取りのメリットをご紹介します。
【メリット】① 少数精鋭のスタイルが実現できる
インサイドセールスはフィールドセールスと異なり、
- 電話
- オンラインツール
を活用して営業を行います。足で稼ぐスタイルではなく、オンラインツールなどを活用して効率的に営業をするスタイルに変化しつつあります。
そのため、少ない人数で多くの顧客と接することが可能です。
【メリット】② 交通費を削減できる
インサイドセールスはオンラインツールを導入する費用だけしかかかりません。
一方、足で稼ぐスタイルのフィールドセールスは「移動費」や「宿泊費」がかかってしまい、インサイドセールスよりも効率的に営業できているかというとそうではない実態があります。
出典:【インサイドセールスに関する調査】インサイドセールスを導入した営業職のうち、83.3%はコロナウイルス収束後もインサイドセールスを継続意向。
多くの費用を捻出しなければならないフィールドセールスを主に活用していた企業にとって、インサイドセールスは画期的な営業スタイルになるでしょう。
【メリット】③ 情報を蓄積し分析できる
インサイドセールスは精度の高い顧客をフィールドセールスへトスアップする必要があります。
その際に、
- 事前調査
- 顧客へのヒアリング
により情報を蓄積・分析し、フィールドセールスが成果を出しやすいような顧客をトスアップしています。この蓄積した情報はのちに分析材料として活用することが可能です。
営業にありがちな属人化を防ぐメリットもあります。
インサイドセールスでアポ取り成約率をUPさせるコツ
企業においてインサイドセールスでアポ取り成約率をUPさせることは、今後の企業存命において大事なことと言えるでしょう。
では、インサイドセールスでアポ取り成約率をUPさせるコツについて解説していきます。
【コツ】① レスを素早くする
顧客は別のライバル企業からも同じような営業を受けていることが考えられます。
もしライバル企業よりもレスが遅れてしまうと、顧客の比較検討フェーズに自社の製品・サービスが介入できないということも考えられるでしょう。少しでもいいのでレスを素早く返すことが大事です。
ちなみに、すぐに回答できない場合は「~~までに返答します。」と期限を設けることがコツになります。
【コツ】② ターゲットをセグメントする
ここでいう「セグメント」とは、「優先順位をつける」ことを意味します。
セグメントとは、集団やまとまりを区切った区分のこと。特にビジネスにおいては、ターゲットなどを何らかの指標に基づいて区切ったまとまりを指すのです。
活動量が制限されている小規模企業はインサイドセールスが活動できる時間や範囲に限りがあります。その中で、がむしゃらに営業していくのではなく顧客に優先順位をつけて度合いが高い顧客から攻めていくという方針で進めたほうが効率的でしょう。
もちろん、活動量が多い場合はセグメントを重視する必要はありません。
【コツ】③ トークスクリプトを事前に作成しておく
どのように顧客と話すのかといったマニュアル「トークスクリプト」を事前に作成しておき、顧客が無駄な時間を過ごさないようにすることも重要です。
基本的にインサイドセールスを含めた「営業」に対して、顧客は否定的な感情を持っています。「時間がない」「必要ない」といった理由で営業マンが玉砕していく様子を一度は見たことがあるかもしれません。
こちらは「不動産」に関するアンケートデータです。見ていただくと6割強の人たちが営業電話をすぐに切っていることがわかります。
このようにすぐに断られないためにもトークスクリプトを用意して端的に営業を進めることが大事です。
【コツ】④ 営業トークを練習する
営業部署に配属された後にやることとして「営業トークの練習」があります。
基本的に落ち着いて話すことが求められる営業マン。しかし、落ち着いて話すことができなかったりわざとらしいセールストークに聞こえたりとなかなか成長できない営業マンも多いのではないでしょうか。
そういった場合はYouTubeや有料Webサービスを使って練習するのも方法の1つです。現代は自分で学習するためのサービスインフラが整っていますので活用しない手はありません。
【コツ】⑤ インサイドセールスツールを活用する
インサイドセールス導入からアポ取りを成功させている企業の多くは、インサイドセールスツールを導入しています。
例えば、
- MA
- CTI
などのツールを活用しています。今の時代、ツールを活用せずにデータの蓄積・分析はできませんからなんらかのツールを自社でも導入することを検討する必要があるでしょう。
以下でおすすめのインサイドセールスツールを紹介しています。
アポ取りを支援するインサイドセールスツールおすすめ5選
ではここからはアポ取りを支援するインサイドセールスツールを5つご紹介していきます。
DORIRU
DORIRUは潜在顧客から顕在顧客まで多くの顧客層から成約を効率よく獲得するためのアウトバウンド型インサイドセールスツールです。
DORIRUを導入している企業の8割は、
- SaaS
- クラウドサービス
を扱っている企業になります。自社がSaaSやクラウドサービスを取り扱っているのであればDORIRUの導入を検討してもいいかもしれません。
料金プラン
プラン名 | MMレギュラープラン(従業員100〜999名まで) | ENTレギュラープラン(従業員1,000名〜) |
---|---|---|
初期費用 | 30万円 | 30万円 |
基本料金 | 60万円/月間80時間(10営) | 75万/月間80時間(10営) |
従量料金 | 120万/月間160時間(20営) 180万/月間240時間(30営) | 150万/月間160時間(20営) |
スケッターズ
スケッターズは「新規事業」のフェーズにいる企業向けに開発されたサービスです。
スケッターズが展開しているサービスは、
- スケッターズ FOR SALES:人が実際に介入し支援する
- スケッターズ IS FORMATION:ノウハウの提供・育成を行う
の2つあります。自社に適したスケッターズサービスを導入しましょう。
料金プラン
プラン名 | スケッターズ FOR SALES | スケッターズ IS FORMATION |
---|---|---|
初期費用 | ※別途相談 | ※別途相談 |
基本料金 | ※別途相談 | ※別途相談 |
従量料金 | ※別途相談 | ※別途相談 |
Marketo Engage
Marketo EngageはAdobeが提供している世界各国5,000社以上で導入されているMAツールです。
顧客行動データを収集・蓄積し、「顧客が何を求めているのか」を明確化させることができます。これにより顧客とどういった関係性を保てばいいのかをMarketo Engageから提供してくれますので、それに沿って関係構築が可能になります。
ちなみに、Marketo Engageは700社以上のマーケターパートナーと連携しているため、定期的に情報交換が可能。
料金プラン
プラン名 | Select | Prime | Ultimate | Enterprise |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
基本料金 | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ |
内容 | 基本的なマーケティングオートメーションと効果測定 | リード管理とABM、カスタマージャーニーの分析、AIによるパーソナライゼーション | 包括的で強力なオートメーション機能とアトリビューション機能 | 最大のスケーラビリティと柔軟性 |
b→dash
b→dashは2019年に「グッドデザイン賞」を受賞しているデザイン・操作性を重視して開発されたMAツールです。
グッドデザイン賞を受賞しているだけあり、b→dashは業界初の「Data Palette」を搭載しています。これにより、データに関する
- 取り込み
- 統合
- 変換
- 活用
は全て同一画面上で可能になっているのです。GUIのみで完結しているMAツールはb→dashのみ。
料金プラン
プラン名 | b→dash |
---|---|
初期費用 | 要問い合わせ |
基本料金 | 要問い合わせ |
内容 | データの取得・統合・取り込みなど |
MOTENASU
MOTENASUは、
- オンライン
- オフライン
を融合させたMAツールです。他のMAツールは「オンライン」のみ対応しているものがほとんどですが、MOTENASUはオフラインにも特化。紙面領域におけるアプローチも可能になっているのがMOTENASUの強みでしょう。
料金プラン
プラン名 | – |
---|---|
初期費用 | 300,000円 |
基本料金 | リード登録件数により変動 |
内容 | 詳しくはこちら。 |
まとめ
今回は、インサイドセールスでアポ取り成約率を向上させるコツをご紹介しました。
インサイドセールスは今やコロナウイルスの影響で多くの企業が導入している営業手法です。差別化を図るためにもインサイドセールスツールを導入し、自社に活かしていきましょう!