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名刺管理アプリは安全?セキュリティリスクや導入前に確認するべきポイントを解説

投稿日:2023年11月1日 /

更新日:2023年11月1日

名刺管理アプリは安全?セキュリティリスクや導入前に確認するべきポイントを解説
● 名刺管理

名刺管理アプリとは、もらった名刺をスキャンするだけで情報が自動で入力され、管理できるアプリのことです。ファイリングやデータ入力の必要がない、多くの人と情報を共有しやすいなどのメリットがある一方で、情報漏洩などのセキュリティリスクもあります。この記事では、名刺管理アプリにおけるセキュリティリスクやセキュリティ対策を重視した名刺管理アプリの選び方を解説します。

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目次

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名刺管理アプリは安全?

メリットの多い名刺管理アプリですが、セキュリティ上におけるリスクを考えて、導入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか。
対策を万全にしている安全なアプリもありますが、中には安全性の保たれていないアプリも存在します。

アプリ以外の管理方法との安全性の違い

アプリ以外のアナログな方法での名刺管理は安全性が低く、名刺の取り扱いに関して、個人で気を付ける必要があります。

反対に、アプリはセキュリティ対策が取られていることが多く、安全性が高いです。
ただし、一部、セキュリティ対策が取られていないアプリが存在している可能性もあるため、そのようなアプリは利用しないよう注意しましょう。

名刺管理アプリのセキュリティリスク

名刺管理アプリを使う上では、以下の4つのセキュリティリスクに注意する必要があります。

  • サイバー攻撃やデータの盗難
  • 各種SNSやツールなどとの連携による情報漏洩
  • 端末の紛失による情報流出
  • 運営会社によるトラブル

また、近年多様化しているサイバー攻撃の手法の変化に伴って、対策も変えていくことも大切です。

サイバー攻撃やデータの盗難

現在公開されている名刺管理アプリのほとんどは、クラウド上に情報を格納する仕組みになっています。
そのため、運営会社
セキュリティ対策を十分に行っていない場合、万が一、サイバー攻撃などが起こればアクセスされてしまう可能性もあります。

気づかないうちにサイバー攻撃を受けて情報が流出していた、などということになれば、会社の信頼度を下げてしまう恐れもあります。

各種SNSやツールなどとの連携による情報漏洩

名刺管理アプリにはSNSと連携できる機能がついていることもあります。また、ツール上でSNSのようにつながりを持てる機能を持ったサービスも存在しています。

そのようなツールの場合、公開範囲などをきちんと見直しておかないと、必要以上の人に対して自分の名刺の情報やつながりがある人の情報が知られてしまう可能性もあります。不特定多数の人に名刺にかかわる情報へアクセスされてしまうことのないよう、使用前には設定をきちんと確認しておくことをおすすめします。

端末の紛失による情報流出

意外と見落とされがちなのが、アプリをインストールしているスマホを紛失することによるトラブルです。いくらセキュリティシステムを万全にしていても、端末を紛失・盗難されてしまったら意味がありません。

スマホ自体にもロックをかける、GPS機能でスマホの位置を把握できるようにしておくなど、万が一の際にも対応できるようにしておきましょう。

運営会社によるトラブル

アプリ運営会社のトラブルによる情報流出も起こる可能性があります。
プライバシーマーク、プライバシーポリシーなどを見て、セキュリティ面で信頼できる運営会社かどうか確認することが重要です。

また、口コミを調べて、実際に利用している人が安全性について懸念しているポイントがないか確認してみるのも良いでしょう。

セキュリティ対策を重視した名刺管理アプリの選び方

名刺管理アプリを利用する際のセキュリティリスクがあるか解説しましたが、ここからははセキュリティ対策を重視した名刺管理アプリの選び方を紹介します。

名刺管理アプリを選ぶ際には、以下の5点を確認することが大切です。

  • プライバシーマーク
  • アクセス制限の可否
  • データの暗号化の可否
  • アプリの導入実績

プライバシーマークを取得しているか

セキュリティを重要視するなら、プライバシーマークを取得しているかどうか、必ず確認しましょう。

プライバシーマークとは、日本産業規格「JIS Q 15001 個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に基づいた基準に適合している企業・事業者のみ、使用が許可されているマークです。つまり、第三者によって安全性が認められていることを表しているのです。

アクセス管理ができるか

アクセス制限・管理ができるかどうかも重要です。例えば、IPアドレス制限やログイン認証機能などがあります。

特に、可能であれば二段階認証・二要素認証を設定しておくことをおすすめします。少々手間は増えますが、その分、セキュリティのレベルは高くなります。

データを暗号化して管理できるか

サイバー攻撃への対策として、データを暗号化するというものがあります。暗号を複雑にできればできるほど、セキュリティのレベルは高くなります。データを暗号化できるか、どんな方法で暗号化するのかを確認することが重要です。

データを複雑に暗号化できるアプリであれば、万が一、外部から名刺情報にアクセスされたとしても情報そのものが盗まれてしまうリスクを抑えられます。

導入実績はどのくらいか

アプリの導入実績を見ておくことも大切です。
どのくらいの企業がそのアプリを使用しているのか、どんな企業が使用しているのか、使用している人の口コミなどをあわせて確認しておけば、安心できるでしょう。

各サービスが紹介されているページでは、導入実績や企業に関する情報が記載されているケースも多いため、あらかじめ確認しておくことで安心して利用できるようになります。

まとめ

名刺管理アプリには、メリットだけではなくリスクもあります。しかし、しっかりと対策しておけばリスクは最小限に抑えられます。

リスクとメリットを比較した上で、セキュリティ対策が充実しているアプリ・運営会社を選ぶことがなによりも重要です。

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