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【セールステックサミットwithミーテル】2日目セールス支援  公式セッション"すべての会社が活用できる、社員の生産性を高める「企業ブランディング術」とは"

投稿日:2023年4月26日 /

更新日:2023年5月16日

【セールステックサミットwithミーテル】2日目セールス支援  公式セッション"すべての会社が活用できる、社員の生産性を高める「企業ブランディング術」とは"

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SaaSチャンネル【kyozon】Vol.228
Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=HcsI1H8-tcQ

 

登壇者プロフィール

西崎隼平(にしざき しゅんぺい) 氏
トゥモローゲート株式会社 常務取締役 最高戦略企画責任者 ゼネラルマネージャー

外資系不動産コンサルティング会社から、2016年にトゥモローゲート株式会社へ入社。 営業企画部門を確立させ、現在は同部門の責任者に。
理念構築、評価制度設計などのインナーブランディングから、webサイトや動画、SNSマーケティングなどのアウターブランディングまで幅広い分野でオモシロイ会社づくりを提案する

「企業ブランディング術」とは?

自己紹介をお願いします。
kyozon編集部
kyozon編集部

 

西崎
西崎
初めまして私、トゥモローゲートの西崎隼平と申します。

面白い会社作りお手伝いすることメインして企業理念設計から評価制度構築などのインナーブランディングから戦略に落とし込んだアウタープランニングクリエイティブの部分まで、ウェブサイト・動画・パンフレットやSNSのコンサルティングも行っています。

 

今日は”全ての会社が活用できる社員の生産性を高める「企業ブランディング術」とは”というテーマです。

企業ブランディングについて軽くご紹介いただけますか?

kyozon編集部
kyozon編集部

 

西崎
西崎
ブランディングは、その名の通り”ブランドを作り上げること。”

ブランドって言うと高級なイメージのハイブランドがよく挙げられます。
ブランドの強さは、培ってきた歴史実績どんな人が使っていたかのイメージがつき、高価でも売れることです。

また、安価なものにもブランドイメージはあります。例えばユニクロさんは、「安かろう悪かろう」という商品イメージを覆し、アパレルで質のいいものを安価で届ける。

『企業とか物に対するイメージを意図して作り上げていくこと』が、ブランディングっていうもので、

僕らは企業のブランドイメージを作り上げる、面白い会社作りのお手伝いをしています。


ブランドやブランディングと聞くと、ハイスペックでグレードの高いようなイメージが大きいですが、そういった意味合いがあるんですね。

ちなみに、ブランドが強いとはどのような状態ですか

kyozon編集部
kyozon編集部

 

西崎
西崎
ブランドが強い状態って、得られるものが期待以上で、他の人にも言いたくなったりもう1回買いたくなるような状態。
物があるないに関わらず、商品を提供する場合でも、企業での採用においても、ブランディングという考え方は、全部に通じて使える考え方かなと思ってます。

ブランディングで陥りがちな罠


次の質問ですが、ブランディングに関しての陥りがちな罠をお伺いできますか。
kyozon編集部
kyozon編集部


西崎
西崎
僕らはブランドを考えるときに、ブランドって約束だっていうふうに定義しています。

陥りがちなのが、表だけかっこつけて、実際中身が違うという状態。

これは絶対やってはいけないことの一つです。

僕らがブランディングするときは、まず自分たちの大事にしてる部分根っこはどこかを打ち出します。

それをアウトプットしていくと、ずれない芯の通ったブランドが出来上がります。

やっぱ根っこから思ってないと微妙なところでずれるんですよ。

 

仮にこういったNG例ってありますか。
kyozon編集部
kyozon編集部

 

西崎
西崎
ありのままを全て言うようなブランディングをすると、そもそもの根っこの部分に共感する人がいないと、誰も来ない可能性があります。

本当に自分たちの根っこやあり方自体を考え直さないといけないのかを常に意識しておかないと、

そもそもターゲットとする人がゼロであれば、全く売れないとか、全く差がつきません。

 

社員の生産性が高い会社の特徴で、お互いの思想がマッチしていることを挙げていただいたんですが、この辺りで何かお話いただいてよろしいですか。
kyozon編集部
kyozon編集部

 

西崎
西崎
社員さんの生産性が高い状態って、会社のビジョンとその社員がなりたいビジョンが合致している状態だと思います。社員からすると、会社のしていることと自分のやりたい方向が一致している。
そんな状態が非常に望ましいと思います。

社員の生産性を高める施策

続いての質問なんですが、社員の生産性を高める具体的な施策は何ですか?
kyozon編集部
kyozon編集部

 

西崎
西崎
生産性を高めるっていうのって2軸あると思ってて。

  • 人をちゃんと採用すること
  • 中にいる人をちゃんと育っていく

この二軸です。

 

一軸目の採用の部分でいくと、ビジョンマッチしている人を取っていきましょう。

ビジョンマッチした人を採るためには、自分たちのビジョンを根っこから語れるかどうか、本当にそれをやってるかどうかが大切です。
ビジョンに対して何をやったか語れる人いますかって聞かれたときに、首をかしげるマネジメント層の人って意外と多かったりするんです。

なので、普段の仕事業務がビジョンに繋がっている実感を持つことがすごい大事で、

ビジョンを明確に掲げて、それを達成するための中期ビジョンを設定すると、そこまで到達するために必要な達成要件が出てきます。
これをやれている会社はアウトプットできるんですよね。

ビジョンに対して今すべきことを明確に指し示して、ちゃんと自分に合ってるかを認識してもらう。

逆にずれているアクションを指摘していくことがすごく大事だと感じました。


僕らの場合だと自分たちの理念をしっかりまとめたビジョンマップがあります。

それに対して社員1人1人がミッションマップを作っているんですよね。ミッションマップで会社のビジョンと自分の将来なりたい像が合っているのか確認できます。

会社のビジョンと個人のビジョンが合っている部分を社員が達成していく仕組みを取っています。

そうすると、今やってることが自分のやりたいことにも紐づいてくるんですよ。

そういった繋がりが強くなると、エンゲージメントが非常に高く、生産性が高い状態が保てると思います。

マネージャーに選抜する人、しない人の差

ありがとうございます。

では、組織として生産性を高めるためにマネジメントで選抜する人、しない人の差は何でしょうか。

kyozon編集部
kyozon編集部

 

西崎
西崎
先ほど申し上げたように、生産性が高い状態は、会社のビジョンと社員が突き進んでいくビジョンが一致してる状態と定義しています。

こうした組織を生み出すときにものすごく大事なのが、どういった人をマネージャーとして置くか

四つのマトリックスを想像してください。

➀がマインドもフィットしていて、仕事の実績も出せる人、仕事ができる人。
②がマインドフィットしているが、仕事ができない

③がマインドはフィットしてないけれども、仕事はできる人

④がマインドもフィットしてなくて、仕事もできないと。

➀は言わずもがな優秀な人なので、マネージャーに適任です。

②と③どちらをマネージャーに選ぶかとなった時、僕は②の人をマネージャーに選びます。

会社のビジョンに対してその人のビジョンがフィットしていると一番生産性が高い状態だからです。

会社の思いに共感しているので、成果が出せるやり方さえ覚えていけば、マネージャーになれる可能性があります。

③の人は、マインドフィットしていなくて仕事の成果を出すので、

”会社はこうだけど俺のやり方はこうだから別に会社のやり方いうようにしなくていいよ”

と組織崩壊に繋がりかねません。③の人はマインドを伝えていく努力をしながらも、マッチしない限りはマネージャーに選ぶのは結構危険かもしれません。

成果が出せるので評価されるんですが、それが最終的に会社にとってプラスな成果なのかどうか。

長い目で見たときにフィットしているかどうかはすごく大事な目線で、ブランドをつくるときにすごく大事な部分かもしれないですね。

まとめ

最後に、経営に関して課題を抱えていたりとか、ブランディングに関して悩みがある方々に向けて、内容をまとめていただきたいです。
kyozon編集部
kyozon編集部

西崎
西崎
課題に対してどれだけまっすぐ突き進むかが一番大事になるので、課題になっている原因が何かをまずちゃんと理解することが非常に大事だと思います。
課題解決において、ブランディングってあくまで手段の一つなんですよ。

なので、まずは解決したい課題が何かが明確でないと、”どうやってブランディングしていこうか”となった時に、必ずずれてしまいます。

課題の原因を見つめ直して、アウトプットを出していくことを徹底して守り続けていれば、必ず強いブランドはできると思うので、参考になればと思います。

 

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kyozon編集部
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