SaaS業界でよく聞く用語をわかりやすく解説
SaaSチャンネル【kyozon】Vol.9
Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=7UjOy-1OjIM&t=3s
SaaSビジネスでよく使われる用語解説
皆さんこんにちは。SaaSチャンネル【kyozon】の中條です。
普段はDX推進のコンシェルジュをしたり、企業と企業が繋がるきっかけとなるオンライン展示会の運営をしたりしています。
このチャンネルは、SaaSをもっと認知してもらいたい、わかりやすく伝えたい、そんな思いで、SaaSに関する情報をお届けするチャンネルです。
今回のテーマなんですけども、SaaSビジネスをしていく上で押さえておくべき用語についてざっくりと紹介していこうかなと思ってます。
【SaaSビジネス用語】①リードに関する用語
SaaSビジネスではマーケティングより結構特殊な用語が多いので、商談等で飛び交うような用語、基本的な用語なんですけどもそこら辺を解説していきます。
リードとは?
まず最初に具体的な用語なんですけど、リードっていう用語を聞いたことありますか?
聞いたことあります。個人情報がわかる状態のお客さんのことをリードっていう風に私はいつも定義して使っています。それで間違いないでしょうか?
はい。なので見込み顧客になるための最初のタッチしたリスト、またはそれぞれのお客さんの総称をリードといいます。
そのリードを獲得するのがマーケティングのフェーズですね。
ニーズ・ベネフィット・リードタイムについて
【ニーズとは?】
次に
インサイドセールスのフェーズがあるんですけども、ここで重要になってくる用語が
ニーズ・
ベネフィット・
リードタイム、この三つを押さえておかなければいけないのかなと思います。
ニーズはわかりますか?
ニーズは「お客様が何を求めているか」、でしょうか?
そうです。ニーズというのはお客様にどんな課題があって、それに対してどんな要求があるのかという事ですね。ウォンツと言ったりもします。
【ベネフィットとは?】
次にベネフィットという言葉があります。こちらもすごい重要な言葉で、想像つきますか?
ニーズとベネフィットが近いところにあるっていうことは、ベネフィットはニーズが満たされたときに、どういう状態を得られるかみたいなことでしょうか?
そうですね、そんな感じです。ベネフィットっていうのはそのサービス自体、例えばGmailにメール機能がありますよね?でも、その機能自体はベネフィットではなくてメールを送って離れたところでコミュニケーションできるという状態がベネフィットです。なのでベネフィットというのは
結果的に得られた状態のことを言います。そのサービスを導入した結果どういう状態になるのか、その先の未来のことですね。
なのでインサイドセールスでは、そのサービス自体の機能は別にどうでもよくて、「これを導入したらどういう状態になるのか」という事がお客さんは気にするので、それを提案できれば商談に繋がるのかなと思います。そういった意味でこのベネフィットっていう概念がすごく重要になってきますね。
【リードタイムとは?】
次に
リードタイムなんですけども、さっきもリードという言葉がありましたけど、ちょっと概念が違っていて、
お客様導くまでの時間のことです。要するに「商談から受注までどれくらいの時間かかるのか」というのがリードタイムです。
商談するお客さんの規模が大きくなればなるほど、どうしても検討する関係者が多くなってきて、リードタイムが長くなるという傾向があります。
ここまでがインサイドセールスフィールドセールス重要な用語として、ニーズ・ベネフィット・リードタイムを説明しました。
【SaaSビジネス用語】②カスタマーサクセスに関係する用語
その先にはカスタマーサクセスのフェーズがあります。このカスタマーサクセスでよく出てくる言葉というのがオンボーディング。あとはチャーン、この二つがかなりよく出てくると思います。
オンボーディング・チャーンについて
【オンボーディングとは?】
まずはオンボーディングなんですけども、オンボーディングって説明できますか。
難しいですね。イメージとしては、お客様がちゃんと使えるようになるために寄り添ってサポートしていくみたいなイメージなんですけど…
おっしゃる通りです。そもそもオンボーディングってどういうものかっていうと、ボードっていう飛行機・船のような意味なんですけども、それに乗り組がちゃんと乗れるという意味からきています。
人事領域でも結構使う言葉で、新入社員が来ました、その新入社員がちゃんと仕事ができるようにする取り組みのことをオンボーディングと言ったりします。
これはSaaSでも同じで、サービスを導入しました、それをお客さんがちゃんと使えるようになる、普段の業務に定着する、そういったところまでサポートする・フォローするっていう一連のプロセスをオンボーディングといいます。
【チャーンとは?】
次に
チャーン。チャーンてそのまま文字通りに訳して解約って意味なんすけど、解約されてしまったればSaaSとしてビジネスは成り立たない。なのでチャーンっていう用語はすごい大切なキーになってきます。
ここまでがカスタマーサクセスのフェーズにおける、オンボーリング・チャーンでした。
【SaaSビジネス用語】③ビジネス戦略面で使う用語
次にもSaaSビジネスをやっていく上で戦略的なフェーズの用語って何個かあって、結構横文字が多いんですけど、ROI・LTV・CAC・チャーンレートっていうこの四つがかなり登場すると思います。
ROI・LTV・CAC・チャーンレートについて
【ROIとは?】
ROIというのが、投資対効果、どういった意味で使われるかっていうと、サービスを導入したときに、どれだけの効果が得られるのか、どれだけのコストが必要なのか。これのバランスのことをROI(投資対効果)と言っています。
例えばその投資対効果、効果に対して投資が低ければROIが高いと、ROI合うよねみたいな感じで、そういった言い方をしたりします。なのでROIが高ければ導入されるし、低ければ見送りみたいな感じになる、そんな用語ですね。
【LTVとは?】
次に
LTV。LTVというのが獲得したお客さん1人あたりから回収できる利益の総額です。
SaaSって結構利益率高いので、売り上げイコール利益みたいなものなので、LTVというのは売上なのか、利益なのか、合わせて使われます。それがLTVですね。
【CACとは?】
あとは
CACという言葉があります。CACって何かっていうとお客さん1人当たり、受注に至るまでの、どれだけお金がかかるか、広告費がかかったり、人件費がかかったりするじゃないですか。大体SaaSのCACって20万-40万とかそこら辺かかってしまうんですけど。
だから「それに対してLTVがどれだけですか」っていうので結構バランスを見ますね。どれだけ広告費を埋めるのか、人件費を踏めるのかと言ったところで、合わせて結構使われることが多いですね。
【チャーンレートとは?】
次に
チャーンレートですね。さっきもちゃんと出てきたんですけども、日本語にするそのまま解約率、LTVをどれだけ伸ばすかっていうのは、解約されないように受注したお客さんをできるだけ繋ぎ止めるというか、繋ぎ止められるその率のことをチャーンレートと言います。
こういったSaaSの戦略面で紹介したのがROI・LTV・CAC、あとチャーンレート。これ何に使うかっていうとこのSaaSビジネスやってく上で、今の現状の分析とか、今後の戦略構築とかでよく使われることが多いですね。具体的には、LTVから逆算して、広告費・人件費とかどれだけかけていくのか、そういったことが割り出せるので、こういった四つの横文字が使われます。
なるほど。戦略もしっかり立てて、かつ事業をどうやって成長させていくかっていうところにも重要になってくる指標って事ですね。
まとめ
ということで、今回はSaaSビジネスで押さえておくべき用語について何点かご紹介いたしました。今回の用語のおさらいなんですけども、インサイドセールスフィールドセールスで使うニーズ、ベネフィット、リードタイム、あとはカスタマーサクセスでよく使われるオンボーリングとチャーン、戦略面でよく使うROI・LTV・CAC・チャーンレート。
SaaSビジネスで使われる用語について、今回紹介してきましたということでいかがだったでしょうか?
今後もSaaSについて詳しく解説する動画を上げていきます。気になった方はぜひチャンネル登録をお願いします。ご評価もよろしくお願いします。
ご視聴ありがとうございました。
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